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希望満充


90周年記念例会のお土産

 

90 周年記念例会準備会の話し合いの中で、「記念になるような品物を例会に来られた皆さんに、 お土産として渡したい。希望満充はどうか」という一人の会員の発案のもとに1月の末に希望満充チ-ムが立ち上がりました。

 

講習会をもち、みんなで勉強しながら、記念例会の日お渡しすることができ ました。会員の皆さんにお渡ししたレシピを見て何回も作った会員や、最寄会で作った所もいくつもあ りました。

 

希望満充は1935年、自由学園の生徒が作ったものです。自由学園は、前年の1934年に発祥 の地、豊島区雑司ヶ谷から現在の東久留米市に移転。その年に羽仁先生は体調を崩されたので すが、翌年 1935 年に回復され「満身満心の希望」を事実と言葉で示された。その言葉を形に表し たいと「希望満充」と名付けたそうです。(明日の友129号より)

 

今回作った希望満充は材料は同じですが、形を小さくしたので、分量を少し変えています。共同 購入にある群馬県産の絹の波、バター、ベーキングパウダーを使用。その他に砂糖、塩、卵、そして 中身の餡がさつま芋です。このさつま芋の餡がとてもおいしいのです。今回いろいろ試してみて“紅は るか”と“紅あづま”を合わせてみました。

 

例会の前日・前々日に、のべ22人の会員が作りました。希望満充の帯も会員がデザインしたもの です。楽しくみんなで作り上げた「希望満充」です。会員からは、もったいなくて飾ってあるという方や、 夫さんと分けて食べたという方、皆さん美味しかったと笑顔でした。 さつま芋餡は腸の調子も良くしてくれます。希望満充を食べ体調を整え、100 周年に向かって生 活勉強に励んでいきましょう。